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【汚れない】オイル交換時におすすめ!KTCのフィルタオイルキャッチャーAVP-6367の紹介【時間短縮】

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

整備士の方に限らず、車のオイル交換をやった事がある方ならほとんどの方が経験したことがあるのがオイルが腕に掛かったり、床にぶちまけてしまうミス。

気を付けて作業しているつもりでも、力の入れ加減をほんの少し間違えただけでオイルが大量に出てきますよね。

もちろん私も何度もやった事があります。

 

しかし、そんなミスを減らしてくれる工具がKTCの「フィルタオイルキャッチャー」です!

本記事ではその工具について大きさや使い心地などを紹介していきます。

KTC「フィルタオイルキャッチャー(AVP-6376)」の簡単な説明

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下向きに取り付けられているオイルフィルターを取り外すとき、フィルター内に溜まったオイルがこぼれ出てきて腕に掛かったり、床にこぼしてしまう事があります。

上手く外せた場合でもオイルがある程度抜けるまで待たないといけません。

 

そんなイライラを解消できるのがフィルタオイルキャッチャーです。

オイルフィルターに被せるようにセットし、そのままオイルフィルタキャッチャーで緩める事でこぼれてくるオイルをタンクで受け止め腕が汚れる心配も、オイルが抜けるのを待つ必要もありません

 

KTC「フィルタオイルキャッチャー(AVP-6376)」の内容

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オイルフィルターにセットするカップ部分とオイルが溜まるボトル部分が分割されて入っています。

接続部はネジになっているので組み立ては簡単で、ボトルのキャップを取り外してから回して付けるだけです。

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ボトル部分はキャップを外したら内蓋が付いているので忘れないように外しましょう。

外し忘れたらオイルがボトル部分に流れ込まず溢れてしまいます。

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2つを組み合わせたらこういう形になります。

実際に使用する時はボトル部分を持ってオイルフィルターを回すことになります。

 

KTC「フィルタオイルキャッチャー(AVP-6376)」の詳細情報

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重量は64gです。

ほとんど重さは気にならない程度です。

 

材質はポリプロピレン。

画像からも分かる通りとても軽量で、耐油性にも優れています。

 

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画像だと少しわかりづらいですが、全長は約185mm。

オイルを溜めるボトル部分を持つ事になるので、長さ的には丁度良いくらいかと思います。

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カップ部分は結構固く作られています。

画像は結構力を入れていますがほとんど潰れていません。

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ボトル部分は素材が薄いのか、カップ部分に比べると簡単に潰れます。

もちろん使用する分にはなんの問題もありません。

 

しかし、個人的にはボトル部分もカップ部分と同じような硬さの方が力を入れやすく良かったんじゃないかと思います。

 

KTC「フィルタオイルキャッチャー(AVP-6376)」の適合サイズ

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カップの内部は段になっていて、4つのサイズのオイルフィルターに適応するようになっています。

 

適応するオイルフィルターのサイズ(外径)は

・63mm(64mm):R06A、K6A等

・64mm(65mm):R06A、1NZ-FXE、HR12DE等

・67mm(68mm):EJ20、PE-VPR等

・76mm(76mm):SH-VPTS、S5-DPTS等

の4サイズです。

これだけのサイズに適応していればかなりの車に使用する事ができますね!

 

カッコ内はKTC以外のメーカーでの外径表記です。

 

KTC「フィルタオイルキャッチャー(AVP-6367)」の注意点

最初はオイルフィルターレンチで緩める必要あり

オイルフィルターは固く締まっていることもあるので、最初は手で軽く回せる程度まで

オイルフィルターレンチで緩める必要があります。

 

フィルタオイルキャッチャーで無理に回そうとするとカップ部の凹凸が滑って潰れてしまったりしますし、緩める事ができない事も多いと思います。

(説明書も一緒に入っています)

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また、カップ部とボトル部のネジが通常の右ネジなので固く締まっているフィルターを緩めようとするとカップ部とボトル部が緩んでしまう事もあります。

固く締めておけばほとんど緩みませんし、最悪カップ部を持って回せば問題はありませんが、できれば左ネジ(逆ネジ)で作って欲しかったところです。

 

サイズが適合していても使えない車もある

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4サイズに適合しているため、カップ部分の外径は90mmあります。

車によってはオイルフィルターとオイルパンやその他の部品などの隙間が狭く、スペース的に使用できない事があります

 

保管に場所を取る(かさばる)

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サイズ的に小さいとは言えません。
キャビネット内に入れるのは邪魔になるかと思います。

画像のようにスプレー缶ホルダーなどが空いていればそこに入れるのが収納しやすいですね。

 

オイル交換を行う場所がしっかり決まっているなら最初からその場所に置いておくのも良いと思います。

 

清掃に手間がかかる

当たり前ですがオイルが付着して汚れてしまうので清掃に手間がかかります。

これを毎回キレイに清掃してるとかなりの手間です。

毎回キレイに清掃したい方は手間の方が大きくなってしまうので使わない方がいいかもしれません。

 

私はそこまで気にしないので通常はフチの部分だけふき取りをして、週に1回程度暇な時にキレイに清掃しています。

 

 

KTC「フィルタオイルキャッチャー(AVP-6376)」のレビューまとめ

実際に使ってみると、こぼれてくるオイルの恐怖から解放されたのは予想より良かったです(笑)

もちろん、待つ必要が無くなったのも良いですね!

 

この工具は買わなくても良さは伝わると思います。

しかし「わざわざ買うほどではない」と思い、購入を渋る人も多いかと思います。

(私もそれで購入に踏み切るのが遅くなりました)

 

実際に使ってみると全ての車、全ての状況で使える訳ではなく、使う場面は限定して使った方が良いかと思います。

例えばアンダーカバーが付いた車でオイル交換用のサービスホールからフィルターを外す場合は狭くて使いづらかったり、マツダのディーゼル車などの大きいフィルターを外す場合はオイルがタンク部に落ちるより早く溢れてしまったり。

 

できるだけ使うようにして試しましたが、「使いやすい所で使うと便利」という印象です。

数回使っただけだと「使いづらい」と思ってしまいますが、慣れてくると便利な場面が分かってくると思います。

価格もそこまで高いモノでもないので試しに買ってみるのもいかがでしょうか?

 

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