こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
マックツールのアドバンスドヘックス
発売してから結構話題になっている工具ですね。
関連記事:MAC TOOLSの新商品、アドバンスドヘックスが凄い!
購入者も多かったようですが、マック側の入荷も遅かった為買いたくても買えない人が多く出ました。
そんなアドバンスドヘックスですが、共用工具として会社で購入しました。
今回はそのアドバンスドヘックスと、私が普段使っているヘックスソケットを比較してみたいと思います。
アドバンスドヘックス
今回購入したセットです。
「ロングタイプでしかアクセスできない」という事も少ないのでショートタイプを選択しました。
内容は4.5.6.7.8.9.10mmの7本セット。
日本車を扱っているなら使いやすいセットですね!
特徴
特徴はなんといっても先端の形状。
通常のヘックスは六角ですが、アドバンスドヘックスはギザギザした風車のような形になっています。
見た目だけだとボルトにダメージを与えそうな形状をしていますが、98%までダメージを受けたヘックスボルトが回せるということで重宝する事間違いなしですね!
さらに、緩め専用ではなく締め付けもできるのが素晴らしいです。
ヘックスボルトは特になめやすいですし、作業しているとそういう場面にも遭遇しやすいです。
自動車整備だけでなく、重機や農機などは潰れかけたりしたようなボルトも多いと思うので持っておきたい工具ですね!
通常のヘックスとの比較
私が普段使っているのは画像右側のヘックスソケットです。
工具にあまり興味がない時に買ったのであまり覚えていませんが、確かアストロで購入したものだったかと思います。
特に使いづらいという事もなく普通に使えています。
今回は比較的使う事の多い5mmで比較します。
アストロの先端寸法
アストロの先端は4.9mmです。
他のメーカーのモノを測ったとこはないのでわかりませんが、5mmのヘックスボルトに入れるので4.9mmくらいが普通でしょう。
(あまり削れたりしていない少し奥の方で測っています)
アドバンスドヘックスの先端寸法
アドバンスドヘックスは5.0mmジャスト。
98%までダメージを受けたボルトを回せるということからも想像はしていましたが、かなりギリギリの寸法で作られているようです。
締め緩めのどちらもできるので普段使いとしても使えますが、作業性などを考えるとレスキューソケット的な感じで使用した方が良いのかもしれません。
面取り部分
画像だとわかりづらいかもしれませんが、少しだけ面取りしてあります。
ツイッターの方で「穴が浅いヘックスボルトにも使えますか?」と質問が来ましたが、一番大きい10mmのものでも0.2mm程度しか面取りしてありません。
流石にそこまで穴が浅いボルトも無いと思いますので、穴が浅いボルトにも問題なく使えるかと思います!
デメリット
ぜひ持っておきたいアドバンスドヘックスですが、デメリットもあります。
駆動力が高すぎる事です。
98%までダメージを受けたボルトを回せるという事は、このヘックスでもしナメてしまった場合は98%以上のダメージを与えると考えて良いです。
まぁアドバンスドヘックスを使う時点で他のヘックスでは回せなくなってると思うので大した問題ではないです(笑)
斜めに挿したり、浅く挿してしまってなめさせてしまわないように気を付けないといけませんね。
通販でも・・・
少し探してみたら楽天市場でも出品されていました。
マックはほとんどセールスバンでの販売ですし、MACショップも店舗が少ないので購入できないという方も少なくないと思います。
楽天市場ならだれでも気軽に購入できるので欲しい方はぜひ購入してみてください!
まとめ
今回は会社での購入でしたが、個人でも持っておいて損のない工具かと思います。
私も個人での購入を考えていたので少し肩透かしを食らいました(笑)
上の方でも書きましたが、ヘックスボルトはなめやすいです。
もしもの時の為にこういう工具を準備しておきたいですね!