こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
ハゼットのトルクレンチが新しくなったようです。
実物や特徴を見て、「これは購入してもいいレベル」と思ったので紹介させていただきます!
SYSTEM 5000-3CTシリーズ
パッと見た感じでは何が変わったのか分かりづらいですね。
対応トルクは4種類あり
・5108-3CT(1/4差込、2.5~25Nm)
・5110-3CT(3/8差込、10~60Nm)
・5122-3CT(1/2差込、40~200Nm)
・5123-3CT(1/2差込、60~320Nm)
となっています。
特徴
設定を戻さなくていい
一番の特徴は「トルクの設定を最小値に戻さなくていい」という事ですね。
有名なところでスタビレーのトルクレンチが同じ特徴を持っています。
スタビレーのトルクレンチは「板ばね式」という方式を使っていて、締め付ける時だけに内部に力がかかるようになっています。
しかし、このハゼットのトルクレンチは多くのメーカーで使われている「プリセット式(コイルスプリング式)」です。
プリセット式はスプリングを締めこんでトルク値を設定するので常にスプリングに力がかかり、長時間放置するとスプリングがヘタッて設定と実測のトルク値がズレてしまいます。
ではなぜ設定を戻さなくていいのか?
長時間圧縮した状態でも劣化しない精密で高品質なスプリングを使っているからです!
ホントに大丈夫なの?と思ってしまいますが、メーカーが大丈夫と言っているので大丈夫なんでしょう(笑)
三角のハンドガード
グリップの上の膨らんだ部分(ハンドガード)。
トルクを設定する時のロックにもなっていますが、この部分が三角形になっています。
三角形になっていることによって転がるのを防止できます。
高品質なスプリングを使っていると言っても落としてしまったら精度が悪くなる可能性は高いです。
キャビネットの上に置いていて転がって落ちる事も多々あるので細かいところですが少しの工夫が嬉しいですね。
他にも特徴はありますが、大きなものはこの2つですね。
まとめ
トルクの設定を戻さなくていいのはかなり大きな特徴ですね。
今まではスタビレーしかありませんでしたが、金額が高くて手が出せないという方も居たんじゃないでしょうか?
(私がそうでした笑)
しかし、このハゼットのトルクレンチは金額もかなり抑えられている(ネットで40~200Nmのもので約30000円)ので購入しやすいかと思います。
もちろんスタビレーには他にも特徴があるので単純に「スタビレーより安くて良い」という訳ではありません。
トルクレンチの購入や買い替えを考えている方は候補として考えてみてはいかがでしょうか?