こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
つかみ物(プライヤー)と言えばクニペックス。
これはよく聞く言葉ですし、私もほぼ間違いないと思います。
そのクニペックスの工具でも特に有名なのが「ウォーターポンププライヤー」の通称コブラです。
コブラは持ってる方も多いと思いますし、持っていない方でも名前は聞いたことがあるという方は多いと思います。
しかし、実はコブラにはかなりの種類があります!
その数、大きく分けて6種類!!!
今回はそのコブラの種類について紹介していきます。
種類の分け方
コブラは本当に種類が多いです。
グリップの違いやサイズの違いまで入れるととてもこのブログ1記事にかける数じゃありません・・・
なので今回は掴み面の形状や掴み幅の調整の違いなどで分けていきます。
サイズやグリップなどの違いがある場合は公式サイトを貼っておきますのでそちらで確認をお願いします。
Cobra
一番スタンダードなタイプのコブラです。
サイズやグリップ違いなどの種類も多く、好みのものを選ぶことができます。
メッキ処理されたものもあって汚れにくくて良いですが、少しだけ滑りやすくなるので注意が必要です。
つかみ幅の調整はボタンを押した状態でスライドさせて行います。
Cobra XL/XXL
こちらはサイズが大きいタイプです。
400mmと560mmがあります。
掴む部分の形状も通常のものと比べると少し違っていて大きくなっています。
大きいモノを掴みやすいように形状を変えてあるんでしょうか?
自動車整備ではほとんど使う事がないサイズかと思います。
水道などの配管屋さんがパイプレンチとして使いそうですね。
Cobra QuickSet
コチラの特徴は開き幅の調整です。
クイックセットというだけあって素早く調整が行えます。
ボタンを押してアゴを開いたら、後はボタンも押さずに幅を縮めるだけ。
つかみたいモノに上あごを当てた状態で調整すれば一発でつかみたい幅に調整することができます。
ボタンを押しづらい奥まったところを掴んだりするのにも便利そうです。
調整は早くて簡単ですが幅が自動で締まっていく方向に動くので、連続で使用する時は使いにくいかもしれません。
Cobra QuickSet 動画あり
Cobra matic
調整が自動でできるタイプです。
自動調整スプリングがハンドルに内蔵されていて、ボタンを押すことで下あごが自動的に閉まるようになっています。
上のクイックセットと違ってプライヤーを開いても勝手に閉まる事はないので使いやすいかと思います。
Cobra ES
エキストラスリム。
掴む部分の形状が通常のものと違いかなりスリムになっています。
このおかげで狭いところでも対象物を掴みやすくなっています。
サイズが250しかないのが残念ですが、通常のものと使い分けができそうです。
Cobra ES 動画あり
SmartGrip
コブラシリーズの中でも異彩を放っているのがコチラのスマートグリップ。
他のものと大きく違うのは「調整ボタンが無い」ことです。
グリップを握るだけでつかみ幅の調整ができるようになっています。
ロックが付いていて、ロックを外すと全開状態になります。
その状態からグリップを握っていくと掴み幅が狭くなっていき、対象物を掴んだ瞬間に最適に調整されます。
ボタンが無い事で左利きの人でも使いやすそうですね!
一番便利そうですが価格的には他のものより高いので注意。
まとめ
今回はクニペックスのコブラシリーズについてでした。
私は通常タイプを2サイズ使っていますが、開き幅の調整が楽なものも数種類あって実際に使ってみたいところですね。
種類が多ければ使い分けもできますし、好みのものを選ぶこともできます。
しかし、それだけ購入時の選択が難しくなりますね・・・
今回私のブログでは文章だけの説明だったのでわかりにくいところもあったと思います。しっかり選びたい方は動画などで見るか、実物を触って比べてみてください。
まぁ通常タイプでも問題なく活躍してくれる工具なので悩んだら通常タイプでも良いかと思います(笑)
種類が多いと選ぶのも難しいですが、できるだけ自分に合ったものを選びたいですね!