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初めての方でもできる!バッテリー交換の方法、手順、注意点を説明します。

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

今回は車いじりを全然やったことがない初心者の方でもできるバッテリー交換の手順について書いていきます!

 

バッテリーは車に乗っていると車屋さん以外にもガソリンスタンドで「弱ってます」と言われたりする事も多いと思います。

作業自体も簡単なので自分でやれば工賃がかかりませんし、バッテリーも安いモノにすれば費用を抑えることができるので金額的にだいぶ変わります。

 

金額以外の面でも、出先で急にバッテリー上がりした時などに対応できれば安心ですね!

バッテリーサイズの確認

バッテリーのサイズはバッテリーの上部に書いてあります。

多いものは「40B19L」「55B24L」「75D23L」あたりですね。

 

ちなみに「40B19L」のバッテリーで言えば

40・・・性能や容量

B・・・バッテリーのサイズ

19・・・長辺の長さ

L・・・端子の位置

という意味があります。

 

性能や容量は大きくなっても良いですが、他の所が変わると車に取付けできなくなるので注意が必要です!

 

最近のアイドリングストップが付いている車は専用のバッテリーを使う必要がありますが、そちらは「Q-85」「M-42」のような表記になっています。

間違えないように確認してから購入してください。

 

工具の準備

基本的に使う工具は

8mm-10mmのメガネレンチ

最低限で言うとこれくらいです。

 

8ミリはバッテリーを固定してあるステー、10ミリはバッテリーの端子を外すのに使います。

ステーは10ミリだったり12ミリだったりすることもあるので確認してください。

メガネレンチではなくラチェットハンドル+ソケットなどを持っていれば作業もやりやすく、幅広く対応できるので便利です。

バッテリー交換以外にも簡単な作業をしたい人、ある程度工具を持っておきたい人は揃えておきたいですね。

 

バッテリーを外すとオーディオや時計、パワーウインドウの設定などがリセットされてしまうためバックアップを取って作業する方法もあります。

自動車のOBD端子(運転席の足元付近)に挿し込むだけなので持っておいた方がかなり楽に作業できますね。

乾電池を使うタイプとモバイルバッテリーを使うタイプがありますがどちらでも大丈夫です。

 

後はケガや汚れ防止に軍手などの作業手袋があればバッチリです。

 

バッテリー交換

ステーの取り外し

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バッテリーを固定してあるステーを取り外します。

取り外す時はどういう風についているか確認してから外しましょう。

 

取り外す時にレンチなどの工具類や外したステーがバッテリーの端子に当たらないように注意します。

画像では外したところが分かりやすいように右側によけていますが、全部外してしまっても構いません。

ステーの取り付け場所が分かりづらいこともあるので取り外し前にしっかり確認しておきましょう。

 

バッテリー端子の取り外し

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端子を取り外す時は必ずマイナス端子から外します。

マイナスを外したら次はプラス端子。

 

外したケーブルはそれぞれの端子に当たらないように注意。

心配な方は他の人にケーブルを持っておいてもらったり、ウエスなどで包んでおいたら安心ですね。

バックアップを取って交換する方はバッテリーを完全に外した状態でもショートする可能性があるので特に注意が必要です。

 

ちなみに、バッテリーの端子やケーブルに触ると感電するようなイメージがある人もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありませんのでガンガン触ってください(笑)

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端子が中々外れない場合はナットを多めに緩めてクリップリムーバーなどで広げたりして外してください。

プラスマイナス両方の端子が取れたらバッテリーを新品に交換します。

 

バッテリー端子の取付け

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端子の取付けは取り外しとは逆でプラス端子から取り付けます。

 

この時ケーブルの先が端子の根元までしっかり入っているか確認しましょう。

外す時と同じようにリムーバーで開いたり、小さめのハンマーなどで軽くたたいて奥まで入れてもいいです。

 

プラス端子を取り付けたら同じようにマイナス端子を取り付けます。

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こんな感じ。

 

取り付けたら取付けが緩くないかをしっかり確認します。

 

バッテリー固定ステーを取り付ける
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ステーを取り付けます。

外す前と同じように取り付けるだけです。

 

バッテリー点検用のキャップ(6つの丸いキャップ)を除けて取り付けたら点検もやりやすくてなお良し!(笑)

バッテリーの交換作業自体はこれで終わりです。

 

オーディオやパワーウインドウなどの設定

バッテリーを取り外すとオーディオや時計、パワーウインドウなどの設定が消える事があります。

ラジオやテレビのチャンネルや、バックカメラの設定などを確認しましょう。

バックアップを取っている方はこの作業は不要ですね!

 

パワーウインドウはオートが効かなくなります。

ほとんどの車種では窓ガラスを全閉状態でスイッチを上げる方向に2秒ほど保持すればオートの設定が完了します。

 

バッテリー交換をする時の注意点

バッテリー切り離し後の学習

バッテリーを外した後にコンピューターなどの学習が必要な車種があります。

私が知っている分ではスズキ車。エンジンをかける前に5秒ほどON(エンジン停止)にする必要があります。

オーディオもメーカーによってはエンジンを掛けずにON(ACC)状態でしばらく待たないといけないものもあります。

 

鍵のとじ込めに注意

車のカギは作業前に車から出しておきましょう。

バッテリーを繋いだ時にドアがロックされることがあります。

 

アイドリングストップ付き車

アイドリングストップ付き車はアイドリングストップの学習(設定)が必要な車種があります。

学習の方法が分からない場合は学習方法をお店に聞くか、バッテリー交換自体をお店に頼んだ方がいいかもしれません。

 

バッテリーの寿命は?

バッテリーの寿命は約2~3年程度です。

もちろん車の乗り方にもよります。

良く走る人は比較的長く持ちますし、ちょこちょこ(短い距離)乗りが多い人や車自体をあまり動かさない人は早く悪くなります。

 

バッテリーの箱にはよく「2年保証」や「3年保証」と書いてありますが、ちょうどそれくらいが寿命ですね。

仕事でバッテリー交換をやっている感覚でも3年ちょっとくらいで交換する事が多いですし、テスターでもやっぱり悪くなってきますね。

 

長くても5年くらいで交換した方が良いと思います。

 

まとめ

バッテリー交換は基本的に簡単な作業です。

車に詳しくない人でもできます!

 

注意点に気をつけてやれば失敗することもほとんどないと思います。

「自分には難しそう・・・」とは思わずにチャレンジしてみてください!

 

 

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