こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
今回はエアゲージ(タイヤゲージ)の先端部分「チャック」(エアバルブに接続する部分)について書いていきたいと思います。
チャックは最初からエアゲージに付属しているものを使うことが多く、あまり種類を知っている方も少ないと思います。
しかし、意外とチャックが変わることで持ちやすさや作業性が変わってくるので良さそうなものがあれば交換してみるのも良いですね。
エアゲージ本体については
【タイヤゲージ】自動車整備士におすすめの工具・エアゲージ【空気圧調整】
をどうぞ。
※本記事は旭産業のエアゲージを基準に書いております。
他メーカーのエアゲージには設定がない場合や、紹介しているものを購入しても合わない場合がありますのでご注意ください。
ストレートタイプ C-452
一番スタンダードな形かと思います。
エアバルブへの接続は押し付けるだけ。
自動車整備士の方だとエアゲージを購入する場合にこのタイプのものを購入する人も多いと思います。
スタンダードな形という事で使いやすさも「普通」といったところ。
ロングストレートタイプ C-B71
ロングタイプのストレートチャック。
グリップが付いているのでしっかりと握ることができ、エアバルブに当てる際も力を入れやすいです。
グリップ部分をスナップオンのグリップに交換してあるものを見たことがあるので、グリップ交換もできそう?
(私個人ではやったことがないので試す方は自己責任でお願いしますw)
ソフトチャック C-B60
オール特殊樹脂製のチャック。
他の金属製のチャックと比べ、車体やホイールに傷を付ける可能性が低くなります。
ソフトチャックに関しては乗用車用のみで、ロングタイプもありません。
バイク用やロングタイプもあっても良さそうですけどね。
ダブルチャックタイプ C-870
押し付ける方向と引っ張って当てる方向に空気を入れる事ができます。
主にトラックやバンなどの商用車に多いダブルタイヤに使います。
私も仕事でダブルタイヤの車に空気を入れる時はダブルチャックのモノを使います。
乗用車メインの工場の場合はストレートチャック等の方が使いやすいのでダブルチャックは工場でだれか一人持っていれば良い(もしくは共用)くらいかと思います。
もちろん通常のシングルタイヤにも使用することができます。
しかしストレートタイプ等と比べると力を入れづらく、空気が漏れやすいので乗用車メインの方にはおすすめしません。
ダブルチャックタイプにもグリップ付きのものやロングタイプもあります。
手放し(ロック)タイプ C-F48
こちらはエアバルブに押し込むだけでロックする手放しタイプ。
他のタイプと違い、空気を充填している間ずっと押し付けておく必要がないので楽に作業ができます。
通常の空気圧点検なら一瞬ですが、タイヤの組み換え等になると充填に少し時間がかかったりします。
そんな時に楽さを感じそうですね。
外すときはノブを引くだけの簡単着脱。
先端口径がΦ16.5mmと細口になっているのでホイールに当たったりすることも少ないです。
バイクチャック C-645
バイク用のチャック。
2輪車だと自動車用のチャックが使えないことが多いのでバイク用のチャックが必要です。
バイク屋さんに限らず、自動車整備士の方でもバイクが好きで乗っている方は多いと思います。
バイクのタイヤ空気圧をチェックする時はバイク用のチャックを。
エアゲージのチャック紹介まとめ
よく使うものや使いやすそうなものをメインに紹介しました。
本記事で紹介したもの以外にもフォークリフト用やかなり長いタイプのものなどもあります。
詳しく見たい方は
こちらをどうぞ。
こうやって見てみると先端のチャック一つにしても結構な種類がありますね。
どんなタイプが使いやすいかは使う人の感覚や工場に入ってくる車によって変わるので、自分に合ったチャックを選びましょう!
その他、整備士のおすすめの工具は