こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
今日は仕事が休みだったので知り合いの車のブレーキパッド交換をやりました。
という事でブレーキパッド交換の手順を紹介します。
今回ブレーキパッド交換をやったのはトヨタのbB(QNC20)です。
①前準備
車を水平なところに停めてサイドブレーキを引きます。
後ろのブレーキをいじるときはサイドブレーキを引かずに前タイヤに輪止めをします。
その状態でホイールナットを緩めます。
②ジャッキアップしてタイヤを外す
ジャッキアップして、緩めておいたホイールナットを取り外します。
油圧ジャッキに乗せたまま作業すると危ないのでリジットラックを使用しましょう^^
③キャリパーのボルトを緩めてパッドを取り外す
多くの車種は画像のタイプのブレーキが付いていますが、違うタイプのものが付いている事があります。違うタイプの場合は調べてね(笑)
下側のボルトを外したら上に持ち上げてパッドが取り外せます。
ブレーキホースなどの関係で下のボルトだけでは外れないこともあるのでその場合は上下ともボルトを外しましょう。
④ブレーキのピストンを押し戻す
専用の工具もありますが今回はウォーターポンププライヤーで。
そのまま押し戻すとブレーキオイルのタンクからオイルが溢れる事があるのでエア抜き用のブリーダーを開けて、ブレーキホースを止めてから戻しましょう。
ホースがあればオイルが飛び散らなくて便利♪
(今回は無くしてしまって使ってません・・・)
⑤新しいブレーキパッドの取り付け
ブレーキパッドの表面を紙やすりなどで磨いて角を取ります。
角を取らないとブレーキを踏んだ時にキーキー鳴ったりするので注意。
取り付ける時に当たる所(上下の溝に入る所、キャリパーに当たる所。ピストンで押される所)にブレーキ用のグリースを塗布して組みつけます。
⑦分解と逆の手順で組み立て、エア抜き
キャリパーのボルトまで締めたらブレーキオイルのエア抜きをします。
今回はパッド交換のみなので簡易的に。
1、エア抜き用ブリーダーを開けてブレーキを3回程度奥まで踏み込む(オイルを出す)
2、踏み込みの途中でブリーダーを締める
3、ブレーキが固くなるまで数回踏み(3~5回程度で固くなります)、固くなったらブレーキを踏み続ける
4、踏み続けた状態でブリーダーを開けてオイルを少し出す
5、出てきたオイルに空気が入ってなければ終了
(空気が一緒に出てきたら1から繰り返し)
こんな感じです。
ブレーキを踏む人とブリーダーを開ける人2人で作業した方がやりやすいし、空気も入りにくいので2人でやりましょう^^
ブレーキオイルがかかったところ(塗装面)をそのままにしておくと溶けたりするので水で流しましょう(ブレーキオイルは水溶性があるので普通の水で流すだけで大丈夫です)
もちろんブレーキに掛かったら滑ってしまってブレーキが効きづらくなることがあるので注意!
⑧タイヤを組み付けて降ろす
ある程度ホイールナットを締め付けたらリジットラックから車両を降ろします。
最後にトルクレンチで増し締めして完了!
ブレーキオイルは減ってるので忘れないように注ぎ足してください!
こんな感じです。
全然知らない人からしたら難しそうに見えるかもしれませんがやってみると簡単に出来ます。
写真撮りながらやって工具の準備まで含めても50分かからないで終わったんじゃないでしょうか?
ブレーキパッド交換に必要なもの
・ジャッキ
ガレージジャッキ 2t フロアジャッキ 赤 油圧 ジャッキ タイヤ交換 オイル交換 リフトアップ 価格:3,500円 |
・リジットラック
価格:1,980円 |
・ホイールナットを外すラチェット、ソケット
おすすめ工具・ラチェットハンドル(1/2) – ウミガメの車と工具の日記
・キャリパーのボルトを外すメガネ
おすすめ工具・超ロングラチェットメガネレンチ – ウミガメの車と工具の日記
・エア抜き用ブレーダーを緩めるメガネ
・エア抜き用ホース
価格:825円 |
・トルクレンチ
・ブレーキグリス
・ブレーキオイル
くらいですかね?
まとめ
今回はブレーキパッド約2000円、ブレーキオイル約1000円の合計3000円くらいで出来ました。工場に頼むと工賃含めると1万円超えたりするところもあると思います。
意外と簡単だし、お金もかからないし(工具代はかかるけど)何より楽しいのでやってみましょう!!
作業を行う際は自己責任でお願いします。