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【おすすめ工具】PB SWISS TOOLSの無反動コンビネーションハンマー「305‐4」を紹介【ショックレス】

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

自動車の整備に限らず、色々な場面で使用頻度の多い工具にハンマーがあります。

重機の整備や建設関係、アウトドア等でも使用され、工具をあまり使わない人にもかなり身近な工具の一つですね。

 

そんなハンマーですが「一度だけ叩く」という事は少なく、「数十回連続で叩く」事も珍しくありません。

何度も叩いているとどうしても腕が疲れてしまいますよね・・・

 

本記事ではそんなハンマーから腕が疲れにくいPB SWISS TOOLSの「無反動コンビネーションハンマー 305-4」を紹介します。

 

PB SWISS TOOLS:無反動コンビネーションハンマー「305-4」のおすすめポイント

無反動(ショックレス)

PBのハンマーの一番の特徴が「無反動(ショックレス)」タイプのハンマーという事。

他メーカーのショックレスハンマーと比べて違うのが、内部に入っている「重り」がよくある球ではなくワッシャー形状の重りだという事です。

ワッシャー形状のおかげで力が余計な方向に逃げず、叩く方向にのみしっかりと力が加わります。

その結果、叩いた時の反動をしっかり打消し名前通り「無反動」を実現してくれます。

 

「反動が無い」というのは単純に「腕への負担が少ない・疲れにくい」という事です。

何度も叩くことのあるハンマーで疲れにくいというのは大きいメリットですね。

 

また、反動がないという事は「力が逃げていない」という事でもあります。

同サイズの通常のハンマーと比べると叩く対象物にしっかりと打撃を与えることができます。

 

グラスファイバー柄

PBの無反動ハンマーには「ヒッコリー柄(木柄)」「グラスファイバー柄」があります。

本記事で紹介しているグラスファイバー柄は木柄と比べるとへこみや折れに対する耐性が優れています。

木柄は案外折れたりすることもあるのでグラスファイバーの方が長く安心して作業を行うことができます。

 

また、グリップも持ちやすいです。

私は木柄の方も使っていましたが、どうしても木柄が手に合わずラケット等に巻くテープを巻いたりしていました。

手袋をしていたり手が汚れていたりすると滑りやすい場合があるのも木柄のデメリットかと思います。

 

グラスファイバーの方が汚れが落としやすく、付いた汚れも目立たないのもいいですね。

 

コンビネーションタイプ

本記事で紹介している「305-4」はヘッドの両側がそれぞれ「スチール」と「ナイロン(プラスチック)」のヘッドになっています。

自動車の整備をしていると、硬いハンマーで強くたたきたい場所とあまり硬いもので叩きたくない場所が出てきます。

「305-4」なら1本でどちらにも対応できるので無駄に工具を増やす必要もありません。

 

足回りなどで鉄ハンマーとプラスチックハンマーを使い分けたいような時でも、クルッと逆向きにするだけで素材を変えられるので便利ですね。

 

ヘッド交換可能

PBの無反動ハンマーはヘッドの交換が可能です。

スチールヘッドは割れたりすることは少ないと思いますが、プラスチックヘッドは使っている内にボロボロになっていきます。

そんなヘッド部分が交換できるのは長く使う上で嬉しいポイントですね。

 

もちろんスチールヘッド、プラスチックヘッドともに交換部品が出ています。

 

以前私がヘッド交換を行った際のことを記事にしていますので良かったら一緒にどうぞ。

 

関連記事:PBの無反動(ショックレス)ハンマーのヘッド交換を行いました。

 

PB SWISS TOOLS:無反動コンビネーションハンマー「305-4」のデメリット

価格が高い

ここまで良い所を紹介してきましたが、グラスファイバー柄のモデルは価格が高いのがネックです。

ちなみに本記事で紹介している「305-4」だとAmazonや楽天などの通販サイトで約1万円前後。

比較的安い木柄のモデル(304-4)でも約5500円とハンマーとしては安くはない価格です。

(他メーカーのショックレスハンマーと比べると普通くらいです)

 

私は木柄の「304-4」を一度購入して、使っている内にグラスファイバー柄の「305-4」を欲しくなり追加で購入しました。

グラスファイバー柄の方がおすすめではありますが、木柄でも十分効果を感じることができるので悩む方は木柄の「304-4」でもいいと思います。

 

スチールヘッドの叩き面がフラットに近い

PBのハンマーのヘッドはナイロンヘッドを除き叩き面がかなりフラットに近くなっています。

(画像わかりづらくてすみません・・・)

使っている内に慣れましたが、最初は他のハンマーに慣れていたこともあり違和感がありました。

木材などの柔らかい素材を叩く場合は少し斜めに叩いたらすぐ丸くフチの跡が付くので注意が必要です。

 

とは言ってもポンチの打ち付けや釘打ちなど「まっすぐ叩きたい作業」には向いているので完全なデメリットという事でもありません。

使う場面や職業によっても変わるポイントですね。

 

PB SWISS TOOLS:無反動コンビネーションハンマー「305-4」の各部サイズ・重量

叩き面径

叩き面の径は34.7mm。

もちろん大きさは好みで選ぶことができますが、普段使いとしては本記事で紹介している「4番」か、一つ小さい「3番」くらいが使いやすいかと思います。

 

ヘッド長さ

ヘッド部の長さは100mm。

他のメーカーと比べても特に長い、短いという事もなく普通かと思います。

 

全長

全長は330mm。

片手でも余裕で振ることができますし、グリップ部分も175mmあるので両手でしっかり持つこともできます。

 

グリップ部

グリップ部は楕円形となっており

長辺33.6mm。

短辺23.4mm。

となっています。

(曲線になっているので測る場所によって少し違います)

 

少しクビレを作ってあるのですっぽ抜けなども起こりづらく、持ちやすいグリップです。

 

重量

重量は649g。

木柄の方は私の持っているもので559g(グリップテープ込み)ですので、木柄と比べると100gほど重くなっています。

ハンマーは単純に軽い方が「持ち運びしやすい・使いやすい」というわけではありません。

イメージできると思いますが、ハンマーは大きくて重い方が叩く力が強くなります。

 

私が木柄の「304-4」を使っていた感覚で「軽い」というのがずっとありました。

叩いた時の軽さが結構気になって「強くたたけているのか不安」という感覚です。

 

たった100gの違いですが、木柄に比べるとグラスファイバー柄の方がかなり持ちやすく使いやすかったのでその点ではグラスファイバー柄の方をおすすめします。

 

実際に持ったところ

実際に持ったところです。

持ちやすくてちょうどいいサイズかと思います。

サイズ感の確認に。

 

 

PB SWISS TOOLS:無反動コンビネーションハンマーの他モデル

PBの無反動ハンマーには沢山の種類があります。

品番の「-(ハイフン)」より前側、本記事で紹介している「305-4」で言えば「305」の部分を見れば種類がわかります。

ちなみに「-(ハイフン)」の後ろ側の数字はハンマーの大きさを表していて、数字が大きいほどヘッド径や全長が大きくなります

 

それぞれのシリーズを簡単に説明すると

・300:両側プラスチックヘッド、木柄

・303:両側プラスチックヘッド、グラスファイバー柄

・304:スチール・プラスチックコンビ、木柄

・305:スチール・プラスチックコンビ、グラスファイバー柄

・306 Cu:両側銅ヘッド、木柄

・306 Al:両側アルミヘッド、木柄

・308 Cu:両側銅ヘッド、グラスファイバー柄

・308 Al:両側アルミヘッド、グラスファイバー柄

となっています。

 

ヘッドの硬さは柔らかい方から

・プラスチック(ナイロン)

・銅

・アルミ

・スチール

となっています。

叩く対象によって使い分けることができますが、基本的にはプラスチックとスチールのコンビハンマーで事足りることが多いかと思います。

 

詳しく知りたい方は公式ページをご確認ください。

 

PB SWISS TOOLS:無反動コンビネーションハンマー「305-4」レビューまとめ

本記事ではPBの無反動ハンマー「305-4」を紹介しました。

無反動という事で実際に使ってみないと伝わりづらいことが多いかと思いますが、作業が楽になりますしとてもおすすめできるハンマーです。

 

私はどうしても欲しくなりグラスファイバー柄のものを買いなおしましたが、ほとんどの方が木柄のものを使っている印象です。

両方使ってみてグラスファイバー柄の方がおすすめですが、価格もかなり違うので木柄でも全然いいと思います。

 

ハンマーは何回も何回も繰り返し叩くこともあり、かなり疲れやすい作業に使用します。

PBの無反動ハンマーを使えばその作業がかなり楽になるので是非使ってみてください。

 

その他、整備士のおすすめの工具は

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