こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
自動車整備に欠かせないワークライト。
数年前まではあまり使いやすいライトも少なかったんですが、近年ではかなり色々な種類のワークライトが販売されています。
長いものや小型のもの、薄いタイプなど形状だけを見ても様々なものがあって購入を悩むことも・・・
本記事ではそんなワークライトからポケットにも収納できて持ち運びやすく、様々な場面に対応できるTAKENOW(テイクナウ)の「WL3110」を紹介します。
TAKENOW:ワークライトWL3110の特徴
3種類のライト
TAKENOW「WL3110」には3種類のライトが備わっています。
メインライト(High:200、Low:100ルーメン)
背面ライト(180ルーメン)
トップライト(80ルーメン)
の3種類です。
メインライトは点検や作業時など明るく広く照らしたい時に。
背面ライトは折りたたんだまま使用したり、マグネットで固定して使用する場合にメインより使いやすい場合に。
トップライトは狭い所、奥まったところを照らす時などに使用します。
折りたたみ式
WL3110は折りたたみ式のライトとなっています。
作業時に照らす角度を調整できるのはもちろん、持ち運びや収納時にもコンパクトにできて便利です。
希望を言えば折りたたんだ状態でトップライトを使用できればさらに良かったんですが、現状の機能だけでもかなり幅広く使用することができます。
充電式
WL3110は充電式のライトです。
バッテリータイプ:リチウムイオンバッテリー(3.7V、700mAh)
点灯時間は
メインライトHigh、背面ライト:約1.5時間
メインライトLow:約3.5時間
トップライト:約3時間
となっています。
充電は付属のケーブルで行うことができます。
私が購入したものはUSBのType-Cが入っていましたが、生産時期(?)によってはType-Bのものが入っていたりもするようです。
基本的には付属のケーブルで充電を行いますが、無くしたり使えなくなった場合は同形状のものを購入しましょう。
TAKENOW:ワークライトWL3110のデメリット・悪い点
少し暗い
メインのライト(High)で200ルーメンありますが、他の200ルーメンのペンライトと比べると少し暗く感じます。
恐らく光が広い範囲に広がっているのではないかと思います。
ただ、実際に使用する上では十分に明るく特に気になるほどではありません。
ちなみに明るさを比較したのはSMTの「PKL7711」
ペンライトサイズのライトで折りたたみじゃないものが欲しい場合はこちらを紹介しています。
関連記事:【ペンライト】SMT(スマートツール)の充電式ポケットライトPKL7711をレビュー【ワークライト】
フック無し
WL3110には底面にマグネットが付いていますが、フックが付いていません。
自動車整備ではマグネットが付いていれば多くの場所で問題なく使用することができますが、素材的にマグネットが付けられない場所やマグネットだと傷が入りそうで気になるといったことも・・・
本体のサイズ的にフックを付けるのは厳しいとは思いますが、フックが付いていなかったのは少し残念なポイントです。
点灯時間の短さ
次に気になったのが点灯時間の短さです。
先端のトップライトで約3時間、あまり使わないであろうメインライトのLowですら約3.5時間となっています。
使えないことはもちろんありませんが、ガッツリ作業するような時には点灯時間の長い別のライトを使った方が途中で電池が切れる心配も少なくいいかもしれませんね。
TAKENOW:ワークライトWL3110のメリット・おすすめポイント
本体の細さ
WL3110はかなりスリムな形状になっています。
その形状のおかげで狭い隙間などにも差し込んで使用することが可能です。
エンジンルームやダッシュボード内など、狭いスペースでも使用できるのでとても便利です。
3種類のライト
特徴の項目でも書きましたが、WL3110には3種類のライトが備わっています。
3種類のライトを使えばかなり幅広い場面に対応することができます。
点灯時間や単純な明るさではもっと大きなライトの方が良いので、2本目3本目のライトとして持っておいたり、持ち運び用として持っておけば便利に使用できるかと思います。
収納・持ち運びしやすい
スリムな形状に加え、折りたたみ式のライトとなっているためコンパクトに収納することができます。
通常の作業にももちろん使用できますが、持ち運び用や車載用にライトを探している方にはおすすめの1本です。
TAKENOW:ワークライトWL3110の各部詳細
全長
ライトの全長は伸ばした状態で305mm。
スリムな割に伸ばしたらかなり長い形状になっています。
折りたたんだら165mmになります。
ライト部詳細
ライト部の幅は12.1mm。
厚みは7.0mmとなっています。
本体自体スリムな作りですが、ライト部は特に細いですね。
この細さならどんな隙間にも入れることができそうです。
グリップ部詳細
グリップ部は一番太い所(青の部分)で18.6mm。
実際に持つ黒の部分だと約16mmとなっています。
グリップ部には凹凸が付いているため滑りにくく、とても持ちやすくなっています。
スイッチ部
スイッチはこちら。
右手で持ったときに親指で押しやすい位置にあります。
慣れればほとんど気にならない程度ですが、少しスイッチが固いので左利きの方は押しづらいかもしれません。
(左手で持った場合は人差し指で押すと思うので)
ライトはスイッチを押すたびに
トップ→メインLow→メインHigh→背面
の順に切り替わります。
実際に持ったところ
実際に持ったところです。
細さも相まってかなり長く見えますね。
サイズ感のイメージとして。
TAKENOW:ワークライトWL3110の使用感
実際にエンジンルームを照らしたところです。
夜中に他の明かりがない場所で撮影しています。
かなり幅広くしっかり照らしてくれているのがわかりますね。
ちなみに上野画像はメインライトのHighで撮影していますが、背面ライトでもほとんど変わらないくらい照らしてくれました。
メインライトで照らすとライトが邪魔になる場合などは背面ライトを使うことで邪魔にならなくなることも。
ライト部分がかなり細いので、狭い隙間にも入れることができます。
バッテリーの液量を確認する時などは大きいライトでは照らしづらいことも多々ありますがWL3110なら隙間に入る可能性が高いです。
もちろんバッテリーだけじゃなく、他の狭いところでも使えるところは多いかと思います。
こちらは先端のトップライトを使用。
ベルトの確認など、奥まったところでもしっかり照らしてくれます。
TAKENOW:ワークライトWL3110のレビューまとめ
本記事ではTAKENOW(テイクナウ)のワークライト「WL3110」を紹介しました。
最初に書いたようにとてもいろいろな場面で使用できるライトかと思います。
2本目や3本目のライトとして持っておいたら活躍する「スーパーサブ」的なライトですね。
まだ工具を揃え始めたばかりの人や、ライトを一つしか持っていないのでサブのライトを欲しいという方いかがでしょうか?
他の色々な種類のライトを見たい方はこちらの記事で紹介していますので一緒にどうぞ。
その他、整備士のおすすめの工具は