こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
私は普段自動車整備士として働いています。
元々は自分の車の整備をできるようになりたくて整備士になったんですが、いつしか工具の方が好きになってしました(笑)
そんな感じで色々な工具の情報を集めまくっている私ですが、今回は私が知っている工具の中で「絶対に間違いない工具」や「これを買っておけば安心!」と思える工具を紹介しようと思います。
ちなみにもっと色々な工具を見たい、知りたいという方は
をどうぞ!
Snap-on:3/8スイベルラチェット FHNF100
スナップオンのスイベルタイプのラチェット。
スイベルと言うのはヘッド部分を中心にハンドルの角度が変わる形状の事です。
まっすぐにするとドライバーのように早く回すこともできます。
100ギアのスイベルラチェットは他のメーカーからも出ていますが、正転逆転の切替えやすさやかなりのトルクに耐えるタフさなどでスナップオンを選びました。
私に限らずこの工具を使っている整備士の方はかなり多いと思います。
・スイベルタイプで力をかけやすい
・100ギアで細かい送り角度
・正転逆転がやりやすい
Snap-on:3/8スイベルラチェット FHCNF72
・しっかりトルクをかけられる
・ドライバーのように早回し可能
・狭いところでも使いやすい
MAC TOOLS:プレシジョントルクソケット
マックのプレシジョントルクソケット。
このソケットは85%まで角が丸くなってしまったボルトナットを回すことができます。
似たような工具は他にもありますが、85%という数字は私が知る限り一番高いです。
もちろん緩め専用の工具ではなく締め付けにも使えるので普段使いのソケットとしてもOKです。
ショートタイプを載せていますがディープソケットもあるのでそちらもおすすめですね。
・角が丸くなっても回せる駆動力
・普段使いのソケットとして使える
SP-AIR ラチェパクト(エアーラチェット)
・インパクト機能で手を巻き込まない
・回転が早いので作業スピードUP
・比較的安い
TOP工業:首振りラチェットロングメガネ
首振りロングタイプのラチェットメガネ。
足回りなどでよく使いますが、かなり使いやすいので他のところでも活躍します。
片側が通常のメガネになっているのでトルクをかける時はメガネで締め緩めを行い、早回しを逆側のラチェットで行うことで首振り部への負担を減らすことができます。
かなりこの工具が好きで、色々なメーカーを試していますが今のところTOP工業のものが一番私の好みです。
TOP工業の良いところは
・空転トルクが軽い
・色付きで回転方向が分かりやすい
この2点。
特に空転トルクは他メーカーに比べるとかなり軽いので使いやすいです。
空転トルクを気にしない方は他のメーカーは正転逆転の切替え機能が付いてる物もあったりするのでそちらも良いと思います。
・色々な場面で活躍
・空転トルクが軽い
・色付きで回転方向が分かりやすい
関連記事:自動車整備士におすすめの工具・超ロングラチェットメガネレンチ
Snap-on:コンビネーションレンチ(フランクドライブプラス)
コンビネーションレンチを紹介していますが欲しいのはスパナ(オープンエンド)部分。
「フランクドライブプラス」という機構で通常のスパナよりボルトナットを駆動する力がかなり高いです。「ギザ付き」とか言われたりする事もあります。
どうしてもスペースが無かったりしてメガネではなくスパナを使わないといけない場所は整備していると絶対に遭遇します。
そんな時にこのレンチを持っていれば安心して回すことができます。
しょぼいめがねレンチよりも回す力は強いかもしれません(笑)
・レンチと思えない駆動力
・高級感のあるメッキ
フジ矢:電工ペンチミニ FA203
・使いやすいサイズ感
・スパッと被覆が剥ける
・グリップが太めで握りやすい
KNIPEX:ウォーターポンププライヤー コブラ
これは2サイズ購入をおすすめします。
メインで使う250(または300)と、色々なところに使える150(180)です。
クニペックスのウォーターポンププライヤーは掴む力がかなり強く、3枚構造になっているのでガタつきも少ないです。
250の方は幅の調整が簡単にできるものや、グリップが違うものなど数種類あるので好みで選んでください。
150は必須ではありませんが持ってたらかなり使えるので一緒に紹介しておきます!
・強力な掴む力
・ガタが少ない
・カプラーの爪にも(150)
Wera ダイヤモンドドライバー
・ネジにしっかり食いつく
・力を入れやすいグリップ
・長寿命
MAC TOOLS:内張りはがし
・硬めで使いやすい
・部品に傷を付けにくい
Ko-ken:エクステンションバーセット
ほとんどのエクステはローレット加工(滑り止めのギザギザ加工)が差込部から5cm程度の所に付いています。
しかし、コーケンのエクステは差込部の周りに付いています。
好みが分かれるかもしれませんが、差込部にローレットが付いていた方がエクステを持って回す時に回しやすいと思います。
ローレットの形状も指にしっかりかかり滑りづらくなっています。
価格もそんなに高くないので買いやすいのも良いですね!
・回しやすいローレット
・高いコスパ
ASAHI:ゲージボタル
・暗い所でも見やすい
・安心の高精度
Wera:トルクレンチ 343966
元々ドライバーメーカーのヴェラですが、最近はソケットやラチェットなどドライバー以外の工具も出しています。
トルクレンチは割と最近(2018年)に出た商品ですが、実際に触ってみるとかなり使いやすそうでした。
目盛りがかなり大きく、グリップも回しやすいのでトルク設定がやりやすいです。
グリップ形状もヴェラ独特の粘度を握りつぶしたようなデザインでしっかり力を入れる事ができます。
使いやすさとは関係ありませんが、トルクレンチとしては珍しい黒ベースのデザインで見た目もかっこいいですね!
・トルク設定値が見やすい
・かっこいいデザイン
・力を入れやすいグリップ
まとめ
今回は私が選ぶ使いやすい工具の紹介でした。
もちろん他にも工具は色々ありますが、全部書いていたらめちゃくちゃ長くなってしまうのでこれくらいにしておきます。(既に長いですが・・・笑)
一応持っておかないと仕事ができないレベルの工具を厳選して書きました。
他に「この工具のおすすめが知りたい」などあれば、ツイッターかブログのコメントからでも連絡をいただければ追加します!
今回書いた工具もそれぞれ別メーカーと比べたいという方は
をどうぞ。