こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
自動車の整備をしていると、エンジンルームなどの狭いところにボルト、ナットやネジなどを落としてしまう事は少なくないと思います。
私も不器用なもので、割と落としてしまいます(笑)
そんな時に活躍するのが「ピックアップツール」ですね!
マグネットや爪で手の届かないところにあるものを取る工具です。
持っている方も多いのではないでしょうか?
私も2つ持っていますが、ピックアップツールにも微妙な違いがあって使いやすさが異なります。
ピックアップツールは形状が似ている物がかなり多いです。
なので選ぶのも難しい・・・というかそこまで気にしない人が多いと思います。
今回はその選ぶポイントを書いていきます!
長さ
長さは使う人の好みで良いかと思います。
かなり長いモノなんかもありますが、乗用車の整備で使う分には50~60cmくらいあれば十分ですね。
というか、多少長かったり短かったりもしますがほとんどがそれくらいの長さかと思います。
形状
伸縮式タイプ
縮めた状態だとボールペンくらいのサイズになります。
ボルト等を保持するのはマグネット。
比較的に安い価格で購入できますが、曲げる事ができないので部品の隙間に入った時などに使いにくい事もあります。
かなり小さくなるので収納には便利ですね!
フレキシブルタイプ
シャフト部分が曲がるようになっています。
隙間の形状に合わせて奥に入れる事が可能。
シャフト部分は曲げたら「曲がったままのもの」と、「まっすぐに戻るもの」があります。
個人的には曲がったままになる方が使いやすいです。
ボルト等の保持はマグネットか爪、もしくは両方になります。
爪が使えるタイプはマグネットに付かないもの(プラスチックのクリップなど)もキャッチする事ができます。
伸縮できないので収納しづらい、先端部分が大きいなどの欠点があります。
伸縮式で先端だけが曲がる(フレキシブル)タイプもありますが、このタイプは使いづらいかと思います。
LED(ライト)付き
伸縮タイプ、フレキシブルタイプどちらにもライト付きはあります。
私は基本的にはライトは必要ないと思っています。
直接見えるような場所に取りたい物があるなら通常のライトで照らせるし、見えない場所にあるなら先端に付いているライトで照らしても見えないからです。
金額がかなり上がってしまったり、先端が大きくなってしまうようなら要らないです。
しかしピックアップツールとしてではなく、「狭いところに入るライト」として使えば使えるとも思います。
要は使い方次第ですね(笑)
ライトは好みで良いと思います。
おすすめのピックアップツール
S-ROAD:SRO-15
伸縮タイプ。
先端のマグネット部分の径が4ミリとかなり細いので狭いところに入れやすいです。
先端部分は8ミリ程度のモノが多いのでこの細さはありがたいですね。
細いのは重宝しますが、その分磁力は弱くなるので注意!
toolsisland(ツールズアイランド):TH569
フレキシブルタイプ。
先端はマグネット。
先端(マグネット部分)の「長さ」が短いのが良いです。
よく見るのはマグネット部分の長さが5センチ程度あるもの。
このピックアップツールは1.5センチ程しかありません。
私が作業していて、先端だけ少し曲げたいことが有ったので先端が短い物は持っておいた方が良いと思います。
ストロングツール:精密マルチキャッチ(フレキシブル)
フレキシブルタイプの先端が爪のタイプ。
ストロングツールのピックアップツールは長さを350、500、700、1100mmから選べるのでいいですね。
個人的には500か700くらいが使いやすいと思います。
フレキシブルではなく、ストレートのタイプも出ています。
GREATTOOL(グレートツール):GTP-03LM
フレキシブルタイプ。
マグネット、4本爪、ライト付きと全部詰め込んだようなピックアップツール。
こういうピックアップツールをメインで1本と、先端が細いモノや短いモノを2本目で持っておくのが1番良い気がします。
まとめ
私は2本持っていますが買い方を失敗したので、他の方には同じような失敗はしないで欲しいですね(笑)
ピックアップツールは高いモノでもないですし、重要な工具でもないですが買い方によっては私みたいに後悔するので微妙な違いを見極めて購入して欲しいですね!
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