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【コードレス】自動車整備士におすすめの工具・充電式インパクトレンチ【作業性アップ】

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

今回は電動(コードレス)インパクトレンチを紹介します。

 

整備士の方はどちらかと言うとまだエアーのインパクトレンチの方が多いのではないでしょうか?

しかし電動を使う方も増えてきている印象です。

 

エアーのインパクトレンチは電動と比べると

・安価で購入できる

・同トルクのものと比べて重量が軽い

・同じ価格帯のものと比べてパワーが強い

などのメリットがあります。

 

しかし電動はエアーインパクトと比べて

・どこにでも持ち運べる

・ホースを脱着する時間を短縮できる

・ホースが邪魔にならない

と言うメリットがあります。

 

私は最近電動インパクトレンチデビューしましたが、とても便利で「もう電動インパクト無しには戻れない」という感じになってしまいましたw

本記事では、そんな電動インパクトレンチからおすすめの商品をいくつか紹介していきます。

 

Snap-on(スナップオン):CTJ761

最大トルク162Nm

重量1.1㎏(バッテリー含)

軽量でありながらトルクも十分で使いやすいインパクトレンチです。

乗用車のホイールナットも十分緩める事ができるので活躍する場面は多く、差込が3/8SQ(9.5mm)だったり本体のサイズ自体が小さめなので障害物を避けやすいのも特徴です。

他メーカーではあまり見かけないバタフライトリガーを採用している事で締め緩めの切替えを行う必要がなく、スピーディーに作業をすることができます。

 

関連記事:【おすすめ工具】Snap-onの電動インパクトレンチ「CTJ761」を紹介【小型・軽量】

 

makita(マキタ):TW161DSMX

最大トルク155Nm

重量1.2㎏(バッテリー含)

トルクや重量だけ見るとスナップオン「CTJ761」の少しだけ下のスペックに見えますが、Amazonや楽天で約3万円程度とかなり安価で購入する事が可能です。

また、通販に限らずホームセンター等購入手段が多いのも良いですね。

差込部も1/2SQ(12.7mm)となっているのでエアーで1/2のソケットを揃えていた方はそのまま使用する事ができ、新しく揃える必要もないのでかなり経済的です。

 

BOSCH(ボッシュ):GDX18V-180

最大トルク180Nm

重量1.5㎏(バッテリー含)

ボッシュは自動車部品のイメージが強いという方もいらっしゃると思いますが、電動工具でも有名ですね。

GDX18V-180の1番の特徴は差込部分。

2in1ホルダーで、1/2のソケットと1/4のビットをどちらも使用する事ができます。

もちろんトルクも十分ですし、重量も気にならない程度かと思います。

整備士として仕事での使用はもちろん、インパクトドライバーとしての使用を考えている方にはこちらのインパクトレンチがおすすめです。

 

KTC:ホイールナット専用コードレストルクリミットインパクトレンチ JTAE473

最大トルク500Nm、実用350Nm

重量約2.1㎏(バッテリー含)

一番のポイントは仮締めモードが付いている事です。

軽自動車向けの75Nmと乗用車向けの100Nmで選択して締め付ける事ができるので、強いトルクでの締め付けすぎを防止します。

もちろん仮締めモードを使わなければ約350Nmで強く締め付ける事も可能です。

 

名前通りホイールナットには使いやすくトルクもある為自動車整備には向いたインパクトレンチかと思いますが、重量が少し重いのでタイヤ屋さんのようなホイールの脱着を1日で何台も行うような方には向かないかもしれませんね。

 

makita(マキタ):TW300DRGX

最大トルク300Nm

重量1.8㎏(バッテリー含)

300NmクラスならマキタのTW300DRGXもおすすめです。

KTCのものと違いホイールナット専用の仮締めモードが付いてるという訳ではありませんが、打撃力を4段階で選択できるのでしばらく使用していれば丁度いいトルク設定を行う事ができるようになるかと思います。

最大トルクは少し低いですが、重量も少しこちらが軽く持ちやすいですね。

電動工具として人気のメーカーですし、他の電動工具等をマキタで揃えていればバッテリーを使いまわすこともできるのは良いですよね。

 

STRAIGHT:コードレスインパクトレンチ 17-049

最大トルク約100Nm

重量0.97㎏(バッテリー含)

トルクが約100Nmと少し弱く、メーカーでも「ホイールナットの締緩作業には使用できません」と謳ってありますので、紹介した他のインパクトレンチと比べると活躍する場面が狭くなってしまいます。

しかし、そこまでトルクを必要としないボルトナットには十分使用できるのでエアーラチェットや電動ラチェットに近いような使い方がメインになるかと思います。

 

価格が8000円以下とかなり安く、そもそもホイールナットの脱着を視野に入れない場合や電動インパクトレンチを試してみたい場合にはとても買いやすいインパクトレンチとなっています。

 

makita(マキタ):TW001GRDX

トルク1350Nm(最大緩めトルク2050Nm)

重量3.8㎏

マキタの40Vシリーズから、最大緩めトルク2050Nmの高トルクを発揮するインパクトレンチです。

トラック等の商用車の整備を行う方には充電式のものは取り回しもよく、片手で持つ事が可能なこちらのインパクトレンチは作業を楽にしてくれるのでおすすめです。

通常使用されるの大型エアーインパクトだと8㎏程度とかなり重く、両手で持つ必要があるためどうしても作業スピードが上がらず単純に体に掛かる負担も大きいですが、マキタのTW001Gなら片手でも持つ事ができかなり楽に作業できます。

 

差込角が3/4SQ(19mm)となっているので持っているソケットが合わない可能性があります。

購入する場合はソケット等も確認してから購入しましょう。

 

まとめ

今回は電動のコードレスインパクトレンチを紹介しました。

記事を書く際に色々なメーカーの電動インパクトレンチを調べましたが、やはりマキタは人気なだけあって種類も多く価格も比較的抑えられているので購入しやすいですね。

 

電動インパクトレンチは私も実際にスナップオンのCTJ761を使用していますが、エアホースを繋がなくていいと言うだけでもかなり作業性が向上した実感があります。

もちろん出張整備や家庭での整備(スタッドレスタイヤへの交換等)でも電動インパクトレンチは活躍しますね。

 

自動車整備ではまだまだエアーインパクトが主流ですが、軽量で使いやすいものやマキタの40Vシリーズのように高トルクなものもあり、かなり幅広い場面での活躍が期待できます。

仕事の作業スピードを上げたい方や作業を楽に行いたい方、エアー設備が無い場所での使用を考えている方には電動インパクトレンチは必須となってきますので、ぜひ使用目的に合ったものを購入してみてください。

 

 

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