こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
自動車整備において絶対に欠かせない物。
そう、ワークライト(作業灯)です。
自動車整備にと書きましたがもちろんそれ以外の作業にも使えますし、災害時のライト、家庭用の懐中電灯としても一家に一つ置いておいても良いと思います。
しかしワークライトって種類が多くすぎてどれを選んだらいいのか分からないですよね・・・
本記事では私が調べたライトの中でおすすめできるものを紹介します。
電池式と充電式のメリットデメリット
自動車整備では充電式のワークライトを使用する事が多いですが、どちらにもメリット・デメリットがあります。
整備士として仕事で使用する場合は基本的に充電式のワークライトで良いかと思いますが、出張修理が多い方やサンデーメカニックの方(時々しか使用しない方)などは電池式を選択するのもアリかと思います。
複数のライトを持つ事でそれぞれのライトの弱点を埋める事ができるので、仕事で使用する方は必要に応じて2つ以上のライトを用意する事をおすすめします。
充電式
メリット
・ライトを購入すれば基本的にそのセットだけで使用できる
・インジケーター付きのものなら電池残量が分かりやすい
・電池交換の手間が無い、充電の手間も少ない
デメリット
・充電が切れた場合、すぐに使用できない
・ライト本体の価格が高い
乾電池式
メリット
・出張修理などでもし電池が切れても電池を交換する事ですぐ使用できる
・複数のライトで電池を共有可能
・ライト自体の価格が安い
デメリット
・充電可能な乾電池を使用する場合、電池の価格が高い
・電池交換の手間が大きい
大き目のワークライト
点検や車検をメインで行う方やガッツリ作業する方向けのライトです。
GENTOS:GZ-203
折り畳み式のライトです。
ライト部分は約8mmとかなり薄くなっているので狭い所にも差し込んで照らすことができます。
ライト自体も2段階のメインライトと先端のスポットライトが付いているので使用する場面で使い分ける事ができます。
グリップの底面にはマグネットとフックが付いていて、首振りもできるのでどんな角度でも照らすことができます。
エンジンルームでの作業など長時間作業する時に手元をしっかり照らしてくれます。
点検時にも作業時にも使いやすいライトです。
関連記事:【自動車整備士におすすめ】GENTOSのワークライト、GANZシリーズ「GZ-203」を紹介【使いやすい】
スキニーライト MarkⅡ α
全体が薄型のライトになります。
狭い所にも差し込んで使用できるので奥まったところでも使用しやすいです。
本体にフックやマグネットは付いていませんが、別売りでマグネットが販売されているので必要な方はそちらも一緒に。
さらに落としても壊れにくく、車に踏まれても大丈夫と言う特徴があり、自動車整備には魅力的です。
もちろん平らな地面に限りますが、車の下に寝転んで作業した後などにライトをそのまま置き忘れても大丈夫です。
スキニーライト SL500
上で紹介したスキニーライトの長時間点灯用のタイプです。
充電式ではなくコード付きでコンセントに繋いだまま使用します。
重整備になると何時間も作業する事も多いですが、そういう時に充電式や電池式だと作業を中断する必要があります。
しかしコードタイプなら電池切れの心配がなく、作業に集中する事ができます。
コチラは元からマグネットが本体に付いているので固定も楽に行えます。
通常の点検や作業では充電式や電池式の方が使いやすいので、2つ目・3つ目のライトとしてどうぞ。
アストロプロダクツ:WL767
コスパ重視の方向け。
サイズの割に2000円ちょっとの低価格で購入する事ができ、もちろんしっかりと照らすことができます。
ライトは無段階で明るさを調整できるので見やすい明るさで使用できます。
明るすぎて逆に見えない(白飛びする)場合などにも対応できます。
小さめのライト・ペンライト
あまり作業を行わない方(マネージャー・工場長)や出張修理が多い方、営業の方の持ち運び用にも
LEDLENSER(レッドレンザー):iW4R
小型のライトですが広範囲に広がるタイプのLEDなので作業するところをしっかり照らせます。
光が広がるので手元を照らした時に外側に逃げるように影ができるので手元が見やすく細かい作業にも向いています。
ライトはメインライトと先端のライトの2種類。
底面には角度調整できるマグネットが付いているので好きな角度で固定可能です。
充電と残量のインジケーターも付いていて使いやすいモデルです。
SMT(スマートツール):充電式ポケットライトPKL7711
ペンタイプのライトです。
もちろん作業服などのペンを差し込む場所に入れる事ができます。
ライトは正面と先端の2つ。
通常は正面のライトで広く照らし、奥まったところなどは先端のライトを使用する事で色々な場面で使用する事ができます。
マグネット付きのクリップでボンネットなどの金属にくっ付けたり服に引っかけたりして使う事ができますし、クリップは360度回転させることができるので好きな角度で照らして作業を行う時も使いやすくなっています。
充電ケーブルの差込み部に水濡れ防止のキャップが付いていたり、マグネットがクリップの内側に付いていて傷つき防止になっていたりと細かいところまで気が配ってあるのもポイントですね。
関連記事:【ペンライト】SMT(スマートツール)の充電式ポケットライトPKL7711をレビュー【ワークライト】
アストロプロダクツ:スティックライト レッド WL657
乾電池式のスティックライト。
たまに使用するサンデーメカニックの方や、車載用のライトとしておすすめです。
乾電池式なので久々の使用や災害時などにも対応しやすくなっています。
色はレッドを紹介していますが、同タイプのブルーもあります。
好きな色を選べるのもポイントですね。
使用する電池は単四電池を3本。
別売りになっているので注意。
その他のライト
用途に合わせて使い分けるライトです。
2つ目、3つ目のライトに。
SMT:コンパクト演色LEDワークライト SHL7739
点検時より作業時に使いやすいライト。
土台からライト部を起き上がらせて、好きな角度で照らすことができます。
ライトは白色と昼光色の2色があり、どちらも2段階の明るさで使用できます。
色が切り替えられるので塗装やバフの仕上がり確認でも見やすいです。
土台の部分にはマグネットとフックが付いているので壁や自動車のボディに固定して使用する事ができます。
STRAIGHT:LEDライト フレックス 38-455
先端がかなり細く、フレキシブルタイプになっているので隙間に入れ込んで照らせるライトです。
メインのライトとして使用するわけではなく、オイル漏れの場所を探す時やボルトナットを隙間に落としてしまったときなどに活躍するかと思います。
フレキシブルタイプはピックアップツールと一体になったものもありますが、先端(ライト部分)が大きくなってしまうので隙間に入らない事があります。
一体になったものも良いですが、ライトのみの先端が細いタイプも持っておいたら便利です。
GENTOS:キーライト GK-002B
キーホルダータイプの小型のライトです。
車や家のカギと一緒に付けておくことで必要なときにいつでも使用する事ができます。
出張中や友人の車を急に見る事になった場合などに限らず、カギと一緒にしておけば車や家のカギを開ける時にも手元を照らせて便利ですね。
もちろん明るさは約15ルーメン程度なのでメインのワークライトとしては使いにくいです。
あくまで補助的なライトとして使用しましょう。
使用する電池は単四電池1本。
おすすめの乾電池
乾電池式を使用される場合は電池も一緒に購入しておきましょう。
Panasonic(パナソニック):充電式 EVOLTA(エボルタ)
乾電池を使用する場合は充電式の方がランニングコストを抑える事ができます。
使用するライトの本数や種類にもよりますが、多くても8本程度もっておけば大丈夫ではないでしょうか?
人気のパナソニックの充電式には「エネループ」と「エボルタ」がありますが、1回の使用時間が長いエボルタの方が手間を減らせるのでおすすめです。
東芝:アルカリ単四形電池 100本パック LR03L100P
充電する手間を減らしたい方は使い捨て乾電池をまとめ買いするのがお得です。
100本セットになったもので2000円程度で購入できるのでまとめ買いしておきましょう。
本数が多く、ある程度保管場所を確保する必要があるので注意。
おすすめのワークライトまとめ
本記事では自動車整備向けに使いやすいワークライトを紹介しました。
電池式・充電式、サイズ、形状などライトにはかなりの種類があって選ぶのも難しいと思います。
しかし使用用途や作業内容を考えていけば使いやすいライトがきっと見つかります。
整備士の方の場合は実際仕事でライトを使っていると2つ以上欲しくなると思うので、少し違うモノを購入して用途によって使い分けたりするのも良いですね。
ライトは自分に合ったものを選ぶのが難しいですが、少しでもヒントになればと思います。
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