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【おすすめ工具】買いやすくて安心感も高いKTCの45°×6°ロングめがねレンチを紹介【コスパ最高】

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

整備士の作業でよく使用する工具に「メガネレンチ」があります。

オイル交換をはじめ、様々な作業で色々なサイズのめがねレンチを使用しますよね。

 

プロの整備士に限らずサンデーメカニックの方でも持っておきたい、最初に購入するような工具です。

 

本記事ではそんなメガネレンチの中から自動車整備士、サンメカさんどちらにもおすすめなKTCの「45°×6°ロングめがねレンチ」を紹介します。

 

KTC:45°×6°ロングめがねレンチの特徴・おすすめポイント

持ちやすい形状

めがね部分の立ち上がりは45°×6°で力を加えやすく、回しやすいです。

めがね部分と柄の部分が6°しか角度が付いていないので平行に近い感覚でボルトナットを回すことができます。

また、45°の立ち上がりがあるので回したいボルトナットの周りの障害を絶妙に避けてアクセスできることも。

 

柄の部分は中央にくぼみを持たせることで「しなり」に強く、持った時もくぼみが手にフィットします。

くぼませていることでレンチ自体の軽量化にも繋がっています。

 

滑りにくい質感・デザイン

KTCのロングめがねレンチはザラザラ質感の梨地仕上げとなっています。

梨地仕上げの工具は整備の現場においてはオイル等が付いても滑りづらく使いやすいですね。

 

仕上げの質感に関しては使う人の好みがかなり出るので強く推すポイントではありませんが、個人的には全体的にかなり好きなデザインです。

サイズ表記が浮き出し刻印になっているのも見やすくて良いですね。

 

信頼できる精度

KTCのロングめがねレンチは口径部(メガネ部)に「パワーフィット」という独自の形状を採用しています。

応力の集中を防ぐことでボルトナットのエッジ(角)を潰しにくく、安心して締め緩め作業を行うことができます。

 

上の画像ではボルトの「角」ではなく「面」にレンチが接触しているのがわかるかと思います。

他メーカーでもよく使われている「面接触」ですね。

他メーカーと比べて大きな違いはないと思いますが、線接触のものと比べるとボルトナットへのダメージや使用する上での安心感が違います。

 

購入しやすい

KTCのロングめがねレンチは売ってある場所・価格どちらの面でも購入しやすい工具です。

KTCの工具はホームセンターでも置いてあることが多いので急に必要になった時や仕事帰りなどでも購入することができます。

めがねレンチはかなり使用頻度の高い工具ですし、折れたりすることも無いとは言えないのでパッと購入できるのは良いですね。

 

価格面でみても他メーカーと比較すると安い価格設定かと思います。

もちろん価格だけで見るとKTCより安いものも多くありますが、性能まで考えるとKTCがコストパフォーマンスで優れています。

サンデーメカニックの方などは安い工具を買いがちですが、メガネレンチは使用頻度も高いので少しだけ頑張ってKTCを購入しておけば長く安心して作業できておすすめです。

 

KTC:45°×6°ロングめがねレンチのデメリット

めがね部外径

KTCのロングめがねレンチはメガネ部の外径が小さくありません。

(極端に大きい訳ではありません。普通くらいです。)

外径は回したいボルトナットの周りに別の部品などがある場合に重要になりますが、他メーカーを見てみるとKTCより外径が小さいメーカーもあります。

 

外径が小さいめがねレンチでおすすめなのがASAHIのライツール(LIGHTOOL)です。

柄の部分が肉抜きしてあるのが特徴のシリーズですね。

私も実際に購入して使ってみましたが、なんの違和感もなく使用できます。

 

 

「梨地仕上げ」「立ち上がり角度(45°×7°)」「買いやすい価格」とKTCのメガネレンチと似た点が多いのでこちらも検討されても良いですね。

KTCと比べてサイズラインナップが少ないのは注意が必要です。

 

関連記事:ASAHIのライツール。めがねレンチを使用・比較してみました。

 

梨地仕上げ

KTCのロングめがねレンチはザラザラとした梨地の仕上げとなっています。

滑りにくく持ちやすいですが、見た目で言えばキラキラした鏡面仕上げの方が高級感があるかもしれません。

実際「鏡面仕上げの方が好き」という方も多くいらっしゃいます。

 

作業面では鏡面の方が汚れをふき取りやすいというメリットもあります。

(そこまで大きくは変わりませんが・・・)

 

かなり使う人の好みが出るポイントですし、それぞれにメリットデメリットがあるので「梨地仕上げはデメリット」というわけではありません。

鏡面仕上げが好きな方にとっては選びにくいポイントになるかな・・・?という程度です。

 

KTC:45°×6°ロングめがねレンチのラインナップ・サイズ感

ラインナップ

KTCのロングめがねレンチはかなりラインナップが多いので画像で一覧を載せておきます。

各部サイズの表記もあるので必要な場合はそちらをご確認ください。

※画像はKTC公式ページより転載

 

実に36種類ものラインナップがあります。

かなり種類が多いのでほとんどの場面に対応できるのではないでしょうか?

ちなみにインチサイズもありますのでラインナップを載せておきます。

 

実際に持ったイメージ

参考になるかわかりませんが、使用頻度の高い14₋17のものだけ実際に持った画像を載せておきます。

サイズ感のイメージになればと思います。

 

私が持っているサイズ、揃え方

私が実際に持っているサイズは

6₋7、8-9、8-10、10-12、11-13、14-17、17-19

の7本です。

 

私は必要なサイズを個別に購入していったのでこういう形になりました。

後は12-14、22-24あたりも持っていても良いかな?と思います。

 

おすすめの揃え方としては

①最初にセットで購入

②足りないサイズを個別で購入

がおすすめです。

 

セット購入はサイズ被りもありますが同じサイズのめがねレンチを使うこともありますし、セットで購入した方がかなり価格を抑えることができます。

使う人や勤めている会社によって使うサイズも変わりますが、足りないところだけを買い足せば問題ありません。

ちなみにKTCからは6本組のTM5068本組のTM50810本組のTM510がセットとして販売されています。

 

KTC:45°×6°ロングめがねレンチのレビューまとめ

本記事ではKTCの「45°×6°ロングめがねレンチ」についてレビューさせて頂きました。

 

私も実際に仕事で使っている工具で、ほとんどが整備士になった初期から使っている工具です。

記事を書いた時点で約8年使っていますが、特に不満もなく折れたりメッキが剥げたりもせずに使えています。

デメリットの項目で2点(メガネ部外径・梨地仕上げ)を書かせて貰いましたが、どちらもデメリットというほどではないかと思います。

 

高級メーカーのものと比べると高級感や所有する満足度では負けてしまうかもしれません。

しかし、多くの人に愛用されれてきた実績もありコスパもかなり高い工具なのでぜひ使っていただきたいめがねレンチです。

 

使用頻度も高く購入を悩む工具ではありますが、めがねレンチを選ぶときはぜひ候補に入れてみてください!

 

 

その他、整備士のおすすめの工具は

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