こんにちはウミガメ(@umigametool)です。
自動車関係の点検や整備などの作業を行う時、必ず必要になるのがワークライトです。
ワークライトは種類も多く、大きさや形状も様々で選ぶのが難しいですね。
本記事ではそんなワークライトでサイズ・明るさ・形状など様々な面でおすすめのライト「GENTOS:GANZ(ガンツ)シリーズGZ-203」を紹介します。
GENTOSというメーカーについて
GENTOS(ジェントス)は1978年創業の日本のLED懐中電灯メーカーです。
アウトドアなどに使える懐中電灯やランタン、工事用のヘッドライト、自転車用のライト、そして今回紹介するような作業用のワークライトなど、様々なライトをラインナップしています。
徹底的に品質にこだわり、様々なテストを実施しているメーカーなので安心して使用する事ができます。
GENTOS(ジェントス):GANZ GZ-203の特徴
ライト部の首振り
GENTOS:GZ-203の最大の特徴はライト部の首振りです。
この首振り機能により様々な角度で作業を行う事ができます。
使わずに収納する時などは180度折りたたんで小さくできます。
ライト面を内側にして保管することで傷付きを防止して光量が減ってしまうのを防げます。
逆側に折りたためば、折りたたんだ状態で照らす事も可能です。
この状態で実際に使う事は少ないとは思いますが、どうしても狭い所ではこの状態で活躍するかもしれません。
ライト部の薄さと3種類のライト
ライト部はかなり薄く作られいます。
エンジンルームなどの狭い所や奥まったところに差し込んで奥の方を照らすことができます。
ライトは
・メインライト(ecoモード)
・メインライト(Higtモード)
・スポットライト
の3種類があります。
グリップ底部のマグネットとフック
グリップの底部には強めのマグネットとフックが付いています。
マグネットは全体を余裕で支える事ができるくらい磁力が強く、ライトを伸ばした状態で真横にくっ付けても落ちたりしません。
マグネットでの固定とライト部の首振り機能でほとんどの場面に対応できるかと思います。
マグネットに比べるとフックは使用する事は少ないですが、ボディでも樹脂製の部品が使われていたりしてマグネットが付かない事があるのでそういう場合に助けられます。
GENTOS(ジェントス):GANZ GZ-203のセット内容
セット内容は
・ライト本体
・充電ケーブル
・コンセントプラグ
の3つです。
ライトによってはコンセントプラグが付属していないものもあったりしますが、GENTOS:GZ-203にはしっかり付属しているのでこのセットだけで使用する事が可能です。
GENTOS(ジェントス):GANZ GZ-203のサイズ・重量
まっすぐ伸ばした状態での全長は約335mm。
大きすぎず小さすぎず使いやすいサイズかと思います。
折りたたんだ状態なら約170mmになります。
重要なライト部の厚みは8.2mm。
これだけの厚みならかなり狭いところにも差し込むことができます。
エンジンルームなどは狭くて見づらいところが多いので助かりますね。
ライト部の横幅は22mm。
薄さもですが、横幅も狭目に作られています。
狭い隙間に入れやすいサイズになっていて使いやすいですね。
グリップ部分の太さは36mm。
太すぎず細すぎず、ちょうど持ちやすい太さです。
ちなみに画像で測っている赤い部分は「太い部分」で黒い部分は少し細くなっています。
完全な円筒形ではなく、太さが場所によって違うおかげでさらに持ちやすくなっています。
重量は291g。
重量のほとんどがグリップ部分の重さになるので持ちやすく、実際の重量より軽く感じるかもしれません。
折りたたんだサイズ的にも重量的にも持ち運びにも適しているライトかと思います。
GENTOS(ジェントス):GANZ GZ-203の各部詳細
スポットライト部
先端のスポットライトです。
広い範囲を照らすと「手前にある障害物の陰で見たいところが見えない」という状況は多々あります。
障害物の奥の方を照らす時などに重宝しますね。
アウトドアなどに使用する場合は歩行する際のハンディトーチとしても使用できます。
点灯時間:約15時間
明るさ:約50ルーメン
メインライト部(ecoモード、Higtモード)
上の画像がeco、下の画像がHigtモードになります。
主に使用するのはHigtモードかと思いますが、画像でもわかるようにHigtモードだと明るすぎて白飛びする事があります。
そういう時にecoモードを使えばしっかり見えたり。
点灯時間は
ecoモード:約8時間
Higtモード:約3時間
明るさは
ecoモード:230ルーメン
Higtモード:500ルーメン
時間重視で普段はecoモード、暗くて見づらい場合にHigtモードを使用するような使い分けでも良いかもしれません。
ちなみに上の画像だと暗く感じるかもしれませんが、ecoモードとHigtモードの違いを分かりやすくするためにカメラの設定を変えているためです。
充電部
グリップの下部には充電差込部とバッテリーインジケーターがあります。
インジケーターは4段階でバッテリーの残量が分かりやすいです。
充電部はインジケーターの下の丸い部分。
付属のACアダプターでの充電になります。
GENTOS(ジェントス):GANZ GZ-203の使用イメージ
実際に持ってみたところです。
サイズ感を掴んで頂ければと思います。
マグネットでまっすぐにした状態で真横に付けてもしっかりとくっついて落ちません。
ライト部分がほぼ360度角度を付ける事ができるので真横に付ける必要はほとんどありませんが、どんなところでも固定して使用できるのが伝わればと思います。
GENTOS(ジェントス):GANZ GZ-203の注意点
大きな注意点はありませんが、2つだけ気になる事があります。
収納・使用時に手間がかかる
このライトは折り畳んで収納する事が可能です。
しかし逆に言うと収納するたびに折り畳んで、使用する時に広げないといけません。
ほんの少しの手間で気にならない人の方が多いとは思いますが、もしかしたら気になる人もいらっしゃるかも?
どうしても気になる方は折りたたまずにグリップ底部のグリップで引っかけて保管するという対処法も。
充電ケーブルが専用ケーブル
GZ-203の充電ケーブルは専用のケーブルとなっています。
使用する上で問題はないですが、万が一ケーブルを無くしてしまった場合に同じ規格のものを探すのに手間がかかるかもしれません。
そもそもライトを無くす事はあっても充電ケーブルを無くす事はほぼ無いと思うのであまり気にする事でも無いかもしれません。
※後日分りましたが、同じGZ-203で差込みがmicroUSBになっているものもあるようです。
なぜ2種類あるのか等の詳細は不明ですが、気にする方は確認してから購入しましょう。
GENTOS(ジェントス):GANZ GZ-203のレビューまとめ
本記事ではGENTOSのGZ-203について書かせていただきました。
ライト3種類、対応力の高い首振り、強力なマグネットとかなり使いやすいライトになっています。
弱点という弱点が見つからないライトですね。
価格もネットで調べた感じだと4500円前後で買えそうです。
このサイズのワークライトなら安い部類に入るかと思います。
買いやすく使いやすいライトになっているので、ライトの購入を考えてらっしゃる方はぜひ候補に入れてください!
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