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【おすすめ工具】マックツールズの高トルクエアーインパクトレンチ「AWP050」の紹介【1/2SQ最強】

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

自動車の整備は工場によって必要な工具がかなり違います。

乗用車だけ扱っているところもあれば、大型のトラックメインのところもあります。

 

本記事では乗用車メインだけどトラックも少し入ってくる、そんな工場で働いている方にお勧めのインパクトレンチ

MAC TOOLSAWP050を紹介します。

MAC TOOLSAWP050」は廃盤になります。後継機として「MPF990501」が発売されていますのでそちらの情報も少し書いていきます。

 

MAT TOOLS「AWP050」のおすすめポイント

MAT TOOLS「AWP050」のおすすめポイントは3つあります。

最高トルク1700Nm

片手持ちタイプのエアーインパクトでは最高レベルの1700Nm

もちろんホース径やエアー圧などの使用環境によって変わりますが、カタログ値で1700Nmというのは片手持ちタイプではめちゃくちゃ強いです。

大型車(トラック・車両総重量8トン以上)のホイールナットでも規定締め付けトルクが600Nm程度ですので数値的には余裕で締めも緩めも行う事ができます。

ただ、トルク通りに締め付けが行われておらず1インチの両手持ちインパクトなどでめちゃくちゃ締められたようなボルトナット等は外せない事があります。

 

後継機である「MPF990501」は1898Nmとさらに約200Nm強くなっています。

 

片手で持てるサイズ・重量

トルクの大きさから比較が1インチサイズの両手持ちインパクトになってきます。

重量も重く持つだけでも大変ですが、MAT TOOLS「AWP050」なら片手で軽々持てるので作業が大幅に楽になります

1インチの両手持ちインパクトだと持ち上げる時や使用する時に重くて腰に負担が掛かったりしますが、その点も負担をかけずに作業できるので腰を痛めずに作業を行えます。

 

差込が1/2サイズ

差込部が1/2サイズなので、乗用車メインの工場で使われるようなインパクト用ソケットをそのまま使用できます。

既に3/4や1インチで大きいサイズのソケットを揃えてしまっているという方もコーケン等のメーカーから「1/2から3/4インチや1インチに変換するアダプター」も販売されているのでそのアダプターを購入すれば新しくソケットを揃える必要はありません。

 

MAC TOOLS「AWP050」のサイズ感

MAC TOOLS「AWP050」の横幅は78.3mmです。

横幅に関しては通常の手持ちタイプのインパクトと大きくは変わらないですね。

狭い所での使用はほとんど無いかと思いますので横幅は気になりません。

 

後継機の「MPF990501」はカタログ値で75.3mmですのでほんの少しですが細くなっているようです。

 

全長は185mmと大きいです。

狭いところでは使う事はできませんが、ここまでの高トルクを使いたいところはほとんどが足回り関係ではないでしょうか?

使うところは障害物の少ないところがメインになるのであまり気にすることでもないですね。

 

後継機の「MPF990501」はカタログ値で162mmとなっていますが、差込部分を含んだ数値なのかはわかりません。

 

実際に持ってみた感じです。

サイズのイメージに。

 

MAC TOOLS「AWP050」の重量

マックツールズ「AWP050」の重量は2087gです。

このトルクで約2㎏と考えるとかなり軽量なのが分かります。

 

ちなみによく使用される1700Nm程度の1インチ差込の両手持ちのガンだと7㎏を超えるのも当たり前なので1/3以下の重量になっています。

 

後継機の「MPF990501」はカタログ値で5ポンド(約2200g)との事で少しだけ重くなっているようです。

MAC TOOLS「AWP050」の切替えレバー・トルク設定

正転逆転の切替えは親指ですぐにできる位置にあります。

裏側にも同じようにレバーが付いているので左利きの方でも操作は簡単にできます。

 

トルクの設定はレバーの内側のダイヤルです。

レバーの位置に合わせて設定するので、画像の状態は3段階の中の状態です。

レバーの上側に写っているのが3で、そこに合わせたら3段階の大になります。

 

正転逆転の切替えレバーは簡単に操作できますが、トルク設定のダイヤルが少し設定しづらいです。

頻繁に設定を変える事もありませんが、もう少し設定しやすい作りになっていたら嬉しかったですね。

 

後継機のMAT TOOLS「MPF990501」ではトルク設定をインパクトの後ろ側で行うようになっていますのでトルク設定もやりやすくなっています。

「AWP050」では正転逆転ともに3段階設定できますが、「MPF990501」では締め方向3段階・緩め方向1段階の設定に変更されています。

 

MAT TOOLS「AWP050」レビューまとめ

実際に使用した感覚だと、トラックメインのところではトルクが足りない事があって使いづらいかな?と言うところです。

「乗用車メインで時々トラックも入ってくる」くらいの工場で働いているなら活躍してくれるかと思います。

 

もちろんトラックをほとんど扱わないような工場でもめちゃくちゃ固く締まっているボルトナットに出くわす事はあるので持っておいたらいざという時に便利ですね。

 

乗用車を扱う方の普段使い、メインでの使用にはおすすめしません。

メインとしては重量が重く疲れますし、トルクが強すぎてネジ山を潰してしまう可能性が高いからです。

あくまでサブとしての使用や、トラック関係用としての使用が良いかと思います。

 

片手持ち、1/2サイズのインパクトとしては最高のトルクを出すインパクトです。

2つ目のインパクトとして持ってみるのはいかがでしょうか?

 

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