こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
最近話題になっている自動車の税金の話。
減るものもあったり、追加されるものもあったりでよく分かりません。
というか私は今までかかっていた税金もよく分かっていませんでした(笑)
せっかくなので私の勉強もかねて税金について書いていこうと思います。
現在の自動車にかかる税金
自動車税
毎年4月1日の時点で所有者に排気量によって課税
道路の整備費などを負担するような意味を持ち、各都道府県に申告・納税。軽自動車は都道府県ではなく市町村に納税します。
税金の金額は
軽自動車 ・・・・・・・・・1万800円
排気量1000㏄以下 ・・・・・2万9500円
1000㏄超~1500㏄以下・・・3万4500円
1500㏄超~2000㏄以下・・・3万9500円
2000㏄超~2500㏄以下・・・4万5000円
2500㏄超~3000㏄以下・・・5万1000円
3500㏄超~3500㏄以下・・・5万8000円
3500㏄超~4000㏄以下・・・6万6500円
4000㏄超~4500㏄以下・・・7万6500円
4500㏄超~6000㏄以下・・・8万8000円
6000㏄超・・・・・・・・・11万1000円
となってます。
さらに、ガソリンやLPG車は13年、ディーゼル車は11年を経過したものは自動車税がアップします。
割り増し額は約15%。
例えば、私が乗っているインプレッサは2000㏄以下なので39500円×115%=45400円(100円未満切り捨て)になります。
重量税
自動車の区分や重量、経過年数に応じて課税される税金。
新規登録時と車検時にまとめて支払います。
自動車(自家用乗用)は車両重量0.5トン毎に税額が増加します。
「エコカー減税・免税」という言葉がありますが、対象車はこの重量税が減税・免税されます。
金額は
~500㎏以下 ・・・8200円(5000円)
~1000㎏以下・・・16400円(10000円)
~1500㎏以下・・・24600円(15000円)
~2000㎏以下・・・32800円(20000円)
~2500㎏以下・・・41000円(25000円)
~3000㎏以下・・・49200円(30000円)
※()内はエコカー減税の対象車に適用される金額
重量税も経過年数(13年、18年)によって税金が増えます。
詳しく見たい方は車検と車の手続き案内センターをどうぞ。
自動車取得税
その名前からも分かりますが、自動車を購入したときにかかる税金です。
県、市町村の道路整備の費用として使われます。
税額は
取得価額×3%=自動車取得税額
となっていて、50万円を超える車が対象です。
こちらも細かい計算方法などは車検と車の手続き案内センターへ。
※自動車取得税は消費税が10%に上がるタイミングで廃止され、新たに環境性能割が導入(自動車税の中に追加)される予定
その他の税金
・消費税
・ガソリン税
これから変更される可能性のある税金
自動車税の減税
上に書いた自動車税が2019年の10月以降(消費税率が10%に引き上げられた後)に減税される予定です。
減税額は最大4500円で、排気量が増える毎に減税額も減ります。
しかし、こちらの減税は「消費税率が引き上げられた後に購入した自動車」が対象になるので、現在乗っている車の自動車税は変わりません。
走行距離税
こちらはまだ検討段階。
自動車税を排気量ではなく走行距離によって税額を決めるという方針です。
どれくらいの走行距離でどれくらいの税額になるかなどは今のところ(2018年12月18日)全く出ていません。
変更案について思うこと
自動車税の減税
減税額がとにかく小さいですね。
消費税増税で車の購入が落ち込むのを対策する為に行われるようですが・・・
新しく買った車にしか適用されませんし、今のところ多くの人はあまり関係ない話か?
走行距離税
恐らく走れば走るほど税額が増えるような形になると思われますが、車が欠かせない地方在住の人にはかなり痛手になりそうですよね。
税額も今の時点では全然わかりませんが・・・
逆に「走れば走るほど税額が減っていく」という形にすれば
・出かける事が多くなって消費が増える(経済が回る)
・みんなが多く走って走行距離税の納税額が減ってもガソリン税の納税額が増える
・若者の車離れも防止できるかも?
と良い事が多い気がします。
まぁ税金の使い道が走行距離税とガソリン税で違ったりとかもあるかもしれませんが・・・
まとめ
やっぱり気になるのは走行距離税ですね。
私も地方在住で車はどうしても手放せないので、走行距離によって課税されるのはキツイ気がします。
しかし、インプレッサの方は距離的にはあまり乗っていないのでかなり税額が下がる可能性もあるんですよね(笑)
自動車税がどんな感じに変化していくのか注目が集まるところです。
しかし今回税金についてまとめてみて思ったのは、自動車に掛かる税金が多いということですね。
消費税と自動車取得税は被ってるような税金ですし、走行距離税が実際に使われるようになるとガソリン税と近いです。
「車離れ」とはよく言われますが、どうしても手放せない人も多いので、負担が減るような方向に変わって行けば良いですね!