こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
今回は工具と言うより文具?(笑)
「はさみ」を紹介します!
はさみは事務所などを探せば必ずあるようなものですが自分で持っておきたいものです。
・エアロ関係などを取り付ける時に型紙を切る
・ETC等の電装品を付ける時に両面テープを切る
・大きいウエスを必要なサイズにカットする
など、自動車整備の要所要所で使う事があります。
いちいち使うたびに他の人に借りたり事務所に取りに行ったりするのは時間も無駄になります。
BAHCO(バーコ):クラフトハサミ FS-8
バーコのクラフトハサミです。
バーコは先日紹介した「モンキーレンチ」などが有名なメーカーですね。
他にも色々な工具を作っています。
スナップオンの傘下のメーカーとしても有名ですね。
デザインが2種類あって、指を通す部分がすべて黒いものが旧デザイン、穴の内側だけ黒いものが新しいデザインです。
(性能に違いはありません)
メリット
バーコのはさみのどこが良いのか説明していきます。
切りやすい
当たり前のことですが切りやすいです。
刃と刃がしっかり密着していて隙間がないのでサクッと切れます。
刃と刃の密着が弱いとはさみ自体がガタついたり、少し硬い物を切ろうとすると切れずに刃の間に挟まったりしてしまいます。
バーコのはさみが絶対にありえないとは言えませんが、かなり安心して切る事ができます。
切る対象物が滑らない
刃に小さいギザギザが付いていて、切る対象物がほとんど滑りません。
切るものが大きいモノだったり硬めのものだったりすると、はさみの構造上どうしても滑ってしまう事があるんですが、バーコのはさみならほとんど気にせず切る事ができます。
このギザギザのおかげでさらに切れ味も良くなっています!
テープなどを切っても刃にくっ付きづらい
自動車整備ではビニールテープや両面テープなどのテープ類を切る事がありますが、刃にべたっとノリがくっついてしまう事がほとんどありません。
ノリが付きづらい理由もギザギザ形状のおかげ。
恐らく、サクッと切ってしまうのでノリが伸びないのでくっつきにくいと言うことかと思います。
ホント、ギザギザ加工凄いですね(笑)
デメリット
絶賛できるはさみではありますが、デメリットもあります。
ギザギザ加工なので切り口がギザギザになる
自動車整備ではまず気になりません。
私はやらないのでわかりませんが、ペーパークラフトなどに使う場合はダメかもしれませんね。
指を通す穴が小さめ
私の指が太いというのもありますが、穴が少し小さい気がします。
普通に使う分には気になりませんが、連続で使っていると指が痛くなることも。
価格が高い
普通のよくあるはさみだと2~300円程度で買えます。
しかしこのはさみは約1200円程度と高くなっています。
工具としてみると安いですがはさみとしてみると高いですね(笑)
割とはっきり違いが分かると思うので私は出しても良い金額かと思います。
他のサイズも・・・
全体的にサイズが大きくなっています。
指を通す部分が片側大きくなっているので持ちやすく、指が痛くなりづらいですが、右利き専用です。
刃のギザギザも大きくなっているので切断面のギザギザも大きくなるかも・・・
(すみません、実際に使ったことがないので切断面は分りません)
逆に小さいサイズ。
細かいものを切る時に良さそうです。
穴も少し小さくなりますが、小さい物を切る時は力も使わないし指も奥まで入れる必要がないので良いのかも?
まとめ
途中でも書きましたが、使ってみると他のはさみとの違いははっきりわかるかと思います。
あまりそういうことを気にしない私の嫁も「このはさみ切りやすい」と言ってました(笑)
はさみは絶対に良いものである必要はないです。
使い道もどちらかというと「補助」的な使い方で直接的に整備に関係するものではありません。
しかし、長く使う・結構使うと考えると少しだけ多くお金を出して良い物を使った方がストレスも減って良いと思います!
良かったら使ってみてください!
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