こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
既に知ってらっしゃる方も多いかもしれませんが、スナップオンから新しいソケットが発売されました。
その名も「フランクドライブエクストラ(FDX)」
なんだか凄そうな名前ですね(笑)
私も変わったことは知っていたんですが、サイズの表記が大きくなった程度の違いしか知りませんでした。
今回は新しいソケットの変更点が分かったのでまとめていきます。
1・よりグリップするように接触面を変更
従来のフランクドライブソケットに比べ最大25%の強度アップ。
今までのソケットでもほとんど割れるところは見た事ありませんが、時々割れる事もあります。
スナップオンは保証が付いていたりするので交換してもらえることが多いですが、一時的にでも作業ができなくなるのは痛いですよね。
25%といえど割れたりする可能性が低くなるのは良い事ですね!
2・独自のグリップ構造
破損したボルトナットに対し回転力が50%アップ
元々のフランクドライブがどれくらいの回転力があったのか分からないので何とも言えませんが、従来のソケットでもかなり安心感があったのでどんなボルトナットでも回せそうな勢いです(笑)
気になるのはマックツールズのプレシジョントルクソケット(85%ダメージを受けたボルトナットを回せる)とどっちが駆動力があるのか。
スナップオンは数値を出していないので比べる事はできませんが・・・
いつか比べてみたいですね。
3・面取り加工でボルトナットへのスムーズな装着
これは画像ではちょっとわかりづらいです。
従来のフランクドライブソケットとFDXのソケットが並んでいる画像を見たらエクストラの方が面取りが浅くみえます。
「浅いのにボルトナットに装着しやすい」
という事でしょうか?
実際に実物を見て比べてみたいところです。
4・ソケットの取り外しが簡単に
これは結構使いやすくなりそうな変更点です。
スナップオンはがっちりとソケットを保持するイメージがあるので12以下くらいの小さいサイズのソケットは外しづらかったりするんですよね。
特にオイルやグリースが手に付いている時。
滑ってしまって全然取れません(笑)
溝があるだけで外しやすさは全然違ってくるので個人的に嬉しい変更点です!
5・デザイン変更でサイズが見やすく
こちらも分かりやすい変更点ですね。
キャビネット内などに入れる時はソケットホルダーを使用する方がほとんどだと思います。
ソケットホルダーに入っていればサイズも順番に並べていて分かりやすかったりしますが、問題は作業中です。
やっぱり作業中はキャビネットの上に工具を広げてしまう事もあります。
そんな時に10や12、12や14などパッと見で分からないようなソケットはサイズの刻印を見る必要があります。
サイズの表記は結構大きくなっているので従来品に比べると結構見やすいです。
性能に直接関係するところではありませんが、作業性も少なからず上がると思うので良いですね!
まとめ
ということで今回はスナップオンの新しいソケットの変更点を書いてみました。
外側のデザイン以外は並べてみないと比べるのは難しそうですね。
しかし、もともと信用できるソケットがさらに信用できるようになったということで、もしかしたら従来品から買い替える人なんかも居るかもしれませんね!
ちなみにこの「フランクドライブエクストラ」ですが、知り合いのセールスバンの方に聞いたらなめたボルトナットを回すためのレスキューソケット的な位置づけのようです。
もちろん通常のソケットとしても使えますが、元々あるソケットと比べると設計がかなりシビアになっているのでボルトナットにはめる時にはめにくいかもしれません。
もとからあるソケットも平行で販売していくそうです。
ソケットはボルトナットに直接あたる工具です。
舐めさせてしまう事も少なくありません。
少しでも良い物を使って安心して作業したいですね!
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